官僚主義ってなに?
先生が厳しく諌められてきた『官僚主義』。
もちろん官僚の全てを否定されているわけでは、ないのは当然のことです。
最近学会書物にもよく登場される、佐藤優氏。言わずと知れた元官僚の方。
この方の著書。「組織の掟」にはこんな官僚主義が書かれていました。
要点をまとめてみました。詳しく知りたい人は、本読んでくださいね。
アフィじゃないよ! 笑
・上司は絶対に正しい。部下は上司に絶対に服従すべし。
・上司が間違えている場合も、部下は上司に絶対に服従すべし。
・上に反発すれば、ライン(主流)からはずされる可能性が高い。
・組織の人間は上からの要望に逆らうことはできない。
・無理難題が、常に下りてくる。嫌な仕事ほど、一番下の人間にまで流れてくる。
・汚い仕事、厄介な案件は、下が処理することになる。
・「仕事は部下を信頼してまかせ、上司は責任をとるためにいる」は建前。
・上司の仕事は部下の成果を吸い取ること。
・面倒な部下は、排除。受け入れないようにする。
・組織のためなら、個人は犠牲になる。
まさに、官僚主義のダメなところですね・・・
ちなみに当時の外務省の話しらしいですが。
『苦しんだ分だけ永遠の福徳を積む。人に苦労させて、自分は“いい子”になって、身を守ることだけを考える――そんな官僚主義は仏法ではない』
こう先生は言われています。
確かに佐藤氏が具体的に言われる、官僚主義とは真逆ですね。
「その通りだ!」と、うなずいている、そこのアナタ!!
思わず、こんな官僚主義な事をやってしまっていませんか?
「上が言ってるから、やならいといけない」
「何かおかしいけど、意見すると干される」
「結局、現場で駆けずり回っているのは、地区の人々」
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「あれ?これって、うちの地域のことやん?」
って思ったアナタ!
すでに、先生の言われたことを守っていませんよ!
この流れは、最前線で戦う方々を、疲弊させるだけです。
苦しませるだけです。
悲惨ですよ。